2011年9月5日月曜日

チラリと江戸の粋を


オーダー品は、あえて一般的でない要素を付け加えたい。例えば江戸の商人の粋。服の表地は地味な色と柄だが、裏地にはハッと目をひく豪華な絵や、上質の絹を使ったりと、見えない所に遊び心や工夫を凝らしていた。
このスーツは公務員であるお客様からのオーダー品。表向きは普通に見えますが、裏地にハデな色を使い、見えない所に遊び心を添えておるんですね。


お客様は落語好きなので、このアイディアは気に入ってくれたようです。当然ですが、お客様のキャラクターに合わせてアイディアを使い分けます。(ただし、この方からは、きっと次回も何かを期待されると思うので、アイディア出しがプレッシャー!...でも、そのヤリトリが楽しいんですね。)......ブリックおやじ(加藤周一談)

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